仕事探しをするうえで気を付けるべきポイントとは


給料以外の待遇面にも留意しよう

職探しをするうえでつい陥りがちなのは、給料としてもらえる金額に目を奪われすぎて、それ以外の待遇面をおろそかにしてしまうということです。例えば、毎月の月収の金額が15万円と18万円の会社がある場合には、一見すると後者の方が待遇が良いように見えますが、よくよく調べてみると後者はボーナスが支給されないのに対し、前者は年に2回20万円程度のボーナスが出るといったケースは少なくありません。そうすると、年収で見た場合に前者は220万円となりますが、後者は216万円に留まるため、前者の方が得られる金額は大きくなるのです。

家賃補助の有無も確認すること

また、待遇面で注意しなければならないのは、何ももらえるお金だけではありません。企業が用意している福利厚生には様々なものがあり、その中には家賃補助のように住居の確保に役立つものがあります。家賃補助が得られるかどうかで実際の家計のやりくりは大きく異なってきますし、社員寮が用意されている場合には、家賃をほとんど気にせずに済むため、そういった条件についてもしっかりと確認してから入社することが大切です。

意外と疎かにしがちな年金制度

長期にわたって働き続けるつもりで入社する場合は、将来得られるであろう年金についてもチェックしておく必要があります。大企業であれば、独自の年金制度を用意しているところも少なくなく、そういった企業に勤めていれば退職後の生計も立てやすくなります。中小の場合には、そもそも企業年金が用意されていないところもありますので、どれくらい年金が受け取れるかはあらかじめ知っておくべき重要な項目といるでしょう。

仕事探しをする時は、自分の適性や関心について深く考えます。その意味で、仕事を探すことは自分探しだと言えます。